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ー外構工事が高くなる理由と、現場で求められる人材とはー

外構工事の費用が高く感じる理由

家を建てた後、外構工事の見積もりを見て「思っていたより高い」と驚く方は多いです。外構は単なる「庭や塀の工事」ではなく、家の安全性や暮らしの快適さを支える重要な工事。見た目だけでなく、基礎工事・排水計画・材料費・人件費など、さまざまな要素が関わっています。外構工事の費用が高くなるのには、しっかりとした理由があります。

理由①:材料費が高品質・耐久性重視になっている

外構に使用されるコンクリート、ブロック、タイル、フェンス、照明などの資材は、近年デザイン性と耐久性が両立されたものが多く、単価も上がる傾向にあります。特に輸入石材やデザインブロックなどは材料費が高く、施工にも手間がかかります。安価な材料を使えばコストは下げられますが、ひび割れや色あせが早く起きるリスクもあるため、長期的にはメンテナンス費が増えてしまう可能性もあります。

理由②:見えない部分の基礎・排水工事

外から見えない部分にこそ、手間とコストがかかっています。例えば、駐車場のコンクリート打設では地盤の整地・砕石敷き・鉄筋補強など、下地づくりが非常に重要です。排水計画が甘いと雨水が溜まり、家の基礎に悪影響を及ぼすため、排水マスや勾配調整も欠かせません。こうした「地中に隠れる部分」にしっかり費用をかけることで、長く安心して使える外構になります。

デザインや施工の手間が費用に影響する

外構工事は現場によって条件が大きく異なります。敷地の形、勾配、建物との距離、周囲の環境などによって、工事のしやすさや作業時間が変わります。そのため「坪単価」で単純に比較するのが難しく、個別の条件で金額に差が出るのです。

理由③:デザイン性の高い外構は手作業が多い

曲線を取り入れたアプローチや、複数素材を組み合わせたデザイン外構は、職人の手作業が増えるためコストが上がります。
・自然石を貼る
・曲線のブロック積み
・複数素材の切り替え施工
など、機械ではできない繊細な作業は熟練の技が必要です。職人の技術料は「仕上がりの美しさ」に直結するため、多少高くても信頼できる施工会社に依頼することが結果的に満足度を高めます。

理由④:重機や人手が必要な現場

敷地が狭い、道路から高低差がある、搬入経路が限られているなどの場合、工事の効率が落ちて人件費が増えることもあります。重機が入らない現場では手作業で土を運び出す必要があり、作業時間も倍以上かかることがあります。外構工事は天候にも左右されるため、雨天で工期が延びるリスクも見越した費用設定がされているのです。

工事費用の内訳を知ると納得できる

外構工事の見積もりには、材料費だけでなく多くの要素が含まれています。内容を理解すれば、「なぜ高いのか」が見えてきます。

主な費用項目の例

・材料費(コンクリート、ブロック、フェンスなど)
・人件費(職人、重機オペレーター)
・運搬費(材料・残土の搬入搬出)
・機械使用料(ミキサー車、ユンボなど)
・管理費(現場監督、設計図面作成など)
見積書に細かく記載がある会社ほど、費用の根拠が明確です。安さだけで選ぶと、後から追加費用が発生したり、仕上がりが不十分になったりするケースもあるため注意が必要です。

相見積もりで比較する際のポイント

複数社に見積もりを依頼する場合は、金額だけでなく「提案内容」「保証」「施工実績」も比較しましょう。同じ図面でも、使う素材や厚み、仕上げ方が異なれば費用差は当然出ます。外構の専門家は、安く見せるために省略する項目がないかまで確認し、トラブルを防ぎます。

外構工事の費用を抑えるための工夫

費用が高くなりやすい外構ですが、少しの工夫でコストを抑えることも可能です。プロの提案を受けながら、予算と理想のバランスをとることが大切です。

優先順位を決めてプランを立てる

全部を一度に仕上げる必要はありません。たとえば「駐車場を先に完成させ、庭は後から整備する」といった段階施工を選ぶことで、初期費用を抑えられます。また、機能性を優先してシンプルなデザインにすれば、余計な装飾費も減らせます。

自分でできる部分はDIYも検討

フェンスや植栽の一部など、難易度の低い部分を自分で仕上げる方法もあります。ただし、コンクリート工事やブロック積みは専門技術が必要なため、構造部分は必ずプロに依頼しましょう。外構工事会社の中には、DIYとの併用を前提に提案してくれる会社もあります。

外構工事の求人が注目される理由

外構業界では、近年求人が増えています。住宅建築が増える中で、エクステリアデザインや職人技術の需要が高まっているためです。費用が高くなる理由を理解しているスタッフは、お客様への説明力が高く、信頼を得やすい傾向があります。

外構の仕事のやりがい

外構工事の仕事は、「家の印象を決める」重要な役割を担っています。お客様から「外構がきれいになって家が映えるようになった」と言われる瞬間は大きな喜びです。完成後も長く形に残る仕事のため、自分の技術が街並みに貢献している実感を得られます。

未経験からでも始められる

外構工事の求人には、未経験歓迎の募集も多くあります。最初は材料運びや清掃からスタートし、少しずつ施工の流れを覚えていく形です。先輩のサポートを受けながら、将来的には現場監督やプランナーへとキャリアアップも可能です。

まとめ:外構費用の高さは安心と品質の証

外構工事の費用が高くなるのは、素材の品質や施工精度、耐久性を確保するための当然のコストです。見た目の美しさと安全性を両立させるには、確かな技術と計画が必要です。外構業界で働く人にとっては、こうした費用の内訳を正しく理解し、お客様に納得してもらう説明力が求められます。費用の裏にある「職人の手間と技術」を知ることが、外構の本当の価値を見抜く第一歩です。

2025.12.19